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いかんいかん、前ページではひとつのボケも出てこなかったですね~(笑)。さっ、気をとりなおしてエンドトリムの取付です。以前に作っておいたトリムはオリジナルよりすこーしだけサイズを大きく作ってあるのでその分を広げます。カッターで印し(切り込み)をつけノミでカットします。


この部分は側板の接着時にロウソクを塗ってあるので底面も充分にクリーニングします。

 

バインディング用接着剤を使い、コルクとワックスペーパーを挟み、重石をのせ接着。う~んすごい大きさだ(笑)。
そういえば今まで使用していたワックスペーパーの代わりが見つかりました。「特殊な紙」と深く考える事はなかったんですね、すごく身近なところに代用できる物がありました。クッキングペーパーです。クッキーとかを焼くときにくっつかないようにするやつですね。商品の説明を読んだらコレがなかなかのすぐれもの!シリコン加工をしてあるらしい、しかも半透明度が抜群。


一晩おき接着できたらスクレイパーで厚みを揃えていきます。右が側面板の厚みと同じになったところ。

 

お次はトップ側の一部剥がれた部分です。バインディングの先端どうしを図のように斜めにカットして長さもピッタリ合わせたら接着です。


バインディング用接着剤(アセトン系)がバインディングの素材自体を溶かすので、少しきつめに長さをとっておくとちょうどお互いが溶け合い密着します。

 

マスキングテープで固定します。トップ面方向にはみ出す部分はあらかじめ短くカットしておきます。

 

接着できたらスクレイパーで削り、揃えます。


アップで撮ってみましたがフラッシュの影響で境目がよくわかりませんね・・・・。実際はよく見ると「あっ、白色の感じが違う」と分かるレベルです。オリジナルと同じ素材(当時の成分とまったく同じ物)を入手できれば色合いはもっと合うのですが、それでも年月がたったものだと焼けて変色していたりと完全には不可能です。


 

サクサクっとここまで書いてきました。すこし長くなりますが続けてウラのバインディング接着も載せてしまいます。極力ズレがないように裏板を接着しましたがやはり微妙なズレは避けられませんでした。で、とりあえず元のバインディングをセットしてみましたが一部どうしても不可能なところが出てきたのでやむなく再利用は断念。


新しく製作するギターであればバインディング用の専用治具スタンドを使いトリマーで一気に削っていけるのですが、修理の場合はうまくいきません。微妙なズレの所を合わせるべくノミを使い手作業でバインディング用の溝を削っていきます。思いっきり慎重な作業です。この作業だけでほぼ半日使ってしまいました・・・(笑)。

 

バインディング用接着剤を使い接着します。マスキングテープで固定してからゴムバンドでグルグル巻きにしていきます。
浮いている所がないようしっかりチェックします。

 

完全に接着が乾いたら余分な所を削ります。側面側はすべてスクレイパーですが、裏板側は最初からスクレイパーを使うと大変なので、私はある程度までノミを使い、最後の面 合わせの段階でスクレイパーを使います。

いやー、やっと形になってきました。まだまだ先は長いので皆さんも2~3週間に一度くらい「ページ増えたかな~??」てな感じで御覧いただければと・・・・。修理の仕事は完全歩合制ですから「本来の仕事依頼が少なければこのマーチンの修理が進む」という事です(笑)。笑っちゃいけない・・・死活問題ですから・・・・でも(笑)。

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