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パーフリングの接着準備!

  

白黒のパーフリングをとりあえず先端だけ接着します。  そのあとノミで突端を斜めにカット↑↑

 

斜めにカットする理由は↓↓画像のとおり。直角のままだとピッタリ合いません。

 

低粘度アロン(鉄工用等)を溝に塗布しながら手で押さえつけていきます。白と黒の"間"にもアロンを流し込むのを忘れずに。同時に硬化促進スプレーします。

←バック側は終了。最後の部分は慎重にカット・微調整してピッタリと。

 

次はオモテ!

 


 

←トップ側は指板の下へ潜り込んでいるので、奥のほうまでしっかり入っていくよう溝をしっかりと綺麗にしましょう。


余分な接着剤などはあとでペーパーがけするので現段階では気にせず先へ

 

→→

とくに変わり映えしない画像・・・・

 

 

>>>パーフリング接着工程の動画です<<<

 

 


 

バインディング黒の接着!0.5mm厚だとペラペラの昆布みたい。

←白と黒を同時に接着しようかな?とも考えましたが、白2.0mm厚もあるとカッタウェイや↑↑このような先端のきつい曲がりはかなりきつい。なので、まずは黒だけ接着。アロンは木工用の中粘度。

おっとその前にパーフリング接着の際に出た、余分な接着剤はペーパーで綺麗にしておきます。

基本的におなじ。手で押さえつけているあいだに硬化促進スプレー→

←バック側 終了

 

続いてトップ側↓

 

動画を撮る時は↑↑コイツのお世話になっている。iPhone5だ。今ではビデオ専用機として活躍。

トップ側も完成です

 

 


 

休憩

そういえばこのiPhone5君、去年はバッテリー交換もしたし、ディスプレイ交換も自分で行った。

バッテリーは例の膨張により交換。↑↑このヒビ割れは撮影中に手が滑って落っことした・・・

落とした直後はもう諦めようとしたが、iPhoneカメラアプリの"タイムラプス撮影"機能は絶対に必要。
ネットで調べたら「なんだ結構カンタンにできそうじゃん」という事でトライ!

この際だからと修理キットも購入・・・・そしたら「ピック」が入ってたよ。ピックは山ほどあります(笑)
  

 

ギターのネジも小さいものはかなり小さいが、それより一回りも二回りも小さい!極小ネジ!

  

因みに割れたガラス面でも動作するのでしばらくいじっていたら、なんだか指先がチクチクする・・・
それもそのはず、マスキングテープを貼って剥がしてみたらこんなにガラスの破片が↑↑
指先の違和感は夜までずっと続きました。きっと微細な破片が刺さったままだったんでしょうね。

 

ネットで検索した「iPhone5 ディスプレイ交換」ブログみたいなのと睨めっこしながら作業する事 小一時間

  

ドキドキしながらスリープボタン(電源ボタン)を長押し・・・

めでたく復活いたしました!

かかった費用はフロントパネルと修理キット、送料も含めて合計7400円ほど。
手先が器用ならAppleへ出すよりすごいお安く交換できちゃいます。

さあ、また動画撮り専用機として頑張ってもらわなければ!

 


 

最後の「白バインディング」です。

まずは接着剤の残りカスを綺麗に除去していきます。

  

 

先にも書いたように↓↓カッタウェイの部分は"曲がり"がきつく
2.0mm厚のバインディングをそのまま接着しようとするとかなり大変です。
ですので、この形(曲がり具合)↑↑に合わせて事前にバインディング自体を曲げてます。ヒートガンで。

今までと基本的に手順は同じだが、いちばん外側なのでマスキングテープで固定しながら進めていった。アロンの硬化促進スプレーをしながらなので基本的には瞬間的に固まる(くっつく)ためマスキングテープはあくまで補助的・念のため、だ。

  

↑バック側↑

↓トップ側↓

  

 

完成!

 

>>>黒&白のバインディング接着作業を動画でどうぞ<<<

 

 

ここまで来ればあとはサンドペーパーで木地調整、塗装工程に突入〜、なんですが、そうそう簡単にいくわけでもない。まだまだ細かい作業が山積みです。

あと2ページくらいで終わるかな??

 

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