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ここ最近ようやくチョットだけ涼しくなってきましたね。
今回はめずらしいギターのご紹介。ナショナルのギターで1953年製らしいのですが定かではない。

ネットで調べたら正式名称は以下のようです。

NATIONAL SOLID BODY ELECTRIC SPANISH CUTAWAY No.1124
そりっどぼでぃ~えれくとりっくすぱにっしゅかったうぇい1124 ! かっこいいネーミングじゃあないですか

 

東京都にお住まいのNさんという方からの修理依頼でして、ネットで当方の事を知りわざわざお越し頂きました。ありがとうございます。

さて持ち込まれた時の状態です。詳しく見ていきます。

 

フレットはすでにペッタンコ。ネックも若干順反り状態。指板面も凹凸や弾きこみ痕があり、はっきり言ってあまりまともに弾ける状態ではありません。

 

←ネック全体

↓↓バインディングは一部欠損しています。

 

ジョイント部分のボルト目隠しのためこのようなキャップが付いていたので外します。ネジはかなり斜めに入ってました。

 
ボルト1本留めです。今でこそワンボルト仕様のネックジョイント方式は見かけますが(例えばフリーダムなど)1953年にすでにこういった1本ボルト留めがあったとは驚きです。ただしこのネック、あとで説明しますがトラスロッドの構造を見れば「なるほど1本留めで可能だわ」と納得。

↑↑コントロール部分はこんな感じ↓↓

 

↓リヤP.Uはブリッジサドルに取り付けてあり、フロントP.U↓は指板面からボルトで固定してありました。

  

←まっさらになった状態。あとはネックジョイントを外すだけ。

 


 

その前に一息。ここ1年~1年半ほどプライベートでもバタバタが続き、好きなアーティストの新譜CDをチェックもせず、買いませんでした。


なので、Amazonの欲しい物リストにため込んでいたCDを大人買い。

左上からドラゴンフォース、TVゲームメタル、ストラトヴァリウス、ナイアシン、シンフォニーX、ポールギルバート(付属DVD)、ジョー・サトリアーニ、アット・ヴァンス、と計8枚。

ドラゴンフォースは相変わらず・・・・、TVゲームメタルはファミコン世代の自分にとってはグッときますね、でもサウンドはイマイチ。

ストラトヴァリウスは初めて買ってみた。ナイアシンも相変わらずデニチェン炸裂のビリーが弾きまくり。

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シンフォニーXは聴きこまないとなんとも言えないや。ポールさん、どうしたの!?ずいぶんと今までのソロアルバム路線からはずれて新しいチャレンジをしてる、聴きこみたい。

  


プロフェッサー・ジョーサトって呼ぶにふさわしい上手いではなく「旨い」が当てはまるのかな。最後にアットヴァンス、これだけ一度に買うと各CDまだ1回しか聴けてません。。。。なので具体的な感想も書けませんw

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普段 音楽はiTunesにCDをMP3で取り込み聴いてます。手持ちのCD 750枚(くらい)を3~4ヶ月かけてPCに読み込ませたのはいつだったか・・・6~7年前かな~。MP3形式で750枚ぶんだと約50GB。当時はPCのHDD容量がまだギガバイトどまり。MAXで250~300GB程度だったのかな。

でもMP3の圧縮音源だとどうしてもダイナミクスにかける、正直CDと聞き比べるとMP3の音はあきらかにショボイ!

だけどCD 750枚をAIFFとか非圧縮で取り込むと概算500~600GBにもなるし諦めてました。当時はね。。。。

でも今のご時世1テラ(1000GB)、2テラ(2000GB)当たり前。お値段も1万円前後で買えてしまう。

最近考えてます、外付けHDDにiTunesデータを収め、もう一度すべてのアルバム750枚!!をAIFF形式で取り込もうかな・・・・そうすれば毎日CDクオリティで音楽を聴けるし、iPodへ同期する時は自動的にAACだかに圧縮して落とせるし。

でもまだ問題が残っている、大きな大きな問題が・・・・

またCDを1枚ずつPCへ取り込む「俺のやる気があるのか?」という事だ!

 


 

さ、ネックジョイントを外しましょう。

←六角レンチで外します。かなり固く、もしかしたらバキッと折れてしまうかな?と思うほどでした。受け側には(ちょうどフロントP.Uの真下のザグリの中)ナットがありますが、こちらを固定しなくとも↓↓空回りする事はなかったので、そのまま六角レンチを回して外しました。

 

長いなが~いボルトをズルズル~っと引っ張りだし、補助のネジ2本も外します↑↑ これもまたかなり斜めに取り付けてあった。

←ようやく外れました。

 

遠目から見るとこんな感じです。長めのボルトで固定されているんですね。

次のページでは「せっかくだからレントゲンも撮ってみようか」と思い立ったので、レントゲン!

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