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えー、お粗末な''べしゃり''でいつもすいません。続いて埋木作製です。

下写真の小さな穴はペーパーを使い地道に塗装を落とします。


はじめに2個の小さい穴を埋めます。

 

埋木の作り方はネック折れの補強材と変わりません。ギブソンネックヘッド折れ修理の3ページ目にもうチョイ詳しく記載してあります。よろしければ合わせて御覧ください・・・

こんな感じでピッタリ合う物を作り・・・・

お馴染みの「プスー」「フスー」という感じで出し入れできれば完成です。

 

接着剤を付けてギュ!と押し込みクランプです。大きな埋木は後ほど・・・・

 


 

次にリヤ側の埋木ですが、試しに、最近入手した新アイテムを使ってみる事にしました。「フレンドリープラスティック」という名前の代物でどういう物かというと、常温では固形だが熱する(湯煎する)と粘土みたいに自由に形を変えられるという素材です。(どうやらプラモデル造形?の世界で使用されているらしい・・・ハンズでも売っていたがチト値段が高い気がする・・・)ステュマックで手に入るが、使い方の例としては「デコボコの面 にクランプをかけたい時」などにこれを使え、との事だ。もっとよく知りたい方はステュマックのカタログを手に入れてくれ、との事だ。(笑)

御覧のとおりお湯にいれるとグニャグニャになります。

 

配線用の穴をマスキングテープで塞ぎ・・・・


グニュグニュと隅々まで押し込んでいきます。2本のボルトは固まってから取り出す際の取手の役目です。

 


さて一晩放置して内部までしっかり冷えて固まったら取り出します。初の試みなので事前に実験していましたが「もし取れなかったらどうしよう」と、少しドキドキでした。これで穴の正確な型が取れたわけです。

 

で、この型を元にマホガニーに線を罫書いてバンドソーを使いザグリ穴にピッタリ合う埋木を作製していきます。

 

最終段階で微妙な削り合わせを行っているところです。下右の写 真のようにキツイ所は擦れるので表面がすこ~し変わります。その部分を意識しながら「フスプス」(笑)になるよう削っていきます。

「フレンドリープラスティック」を初めて使った感想ですが・・・・固まる時にどうしても若干の収縮が起きる事と、固まったあとの表面 (サイド面)が完全なフラットにはならない、という事から完全な型を写し取ることは難しいです。今までのやり方はマスキングテープを活用したり、トレーシングペーパーを使ったりと、詳しい方法は書きませんが・・・・
ハッキリ言って、今までの方法より今回のほうが手間がかかりました。手間の分もっと正確に型を写 せたかというと・・・・そうでもない。材を大きめにカットして地道に合わせていく事に変わりありません。まあアイデアとしては良いかな?と思ったのですが実際にはあまりメリットがありませんでした。

 

同じく・・・・フロントザグリ穴は単なる長方形ですから早い、早い!。おっとリヤの穴も注目、プラスティックが固まってきてますねー。

こーんな感じですぐに完成。

 


フロント君とリヤ君、仲良くツーショット!

最終的に「つぶし着色」にするので、埋木材にはこのギターのほぼ全てを担う材、マホガニーを使っています(なんちゃってメイプルトップ仕様ですから・・・)。トップの突き板が1.0ミリ弱(0.5ミリ厚の板を2枚張り合わせている)部分的に0.3ミリほどの厚みになっている所もある。このような薄さで塗装部分のみを剥がしていくのは非常に困難です。

(最終的に、つぶし色かシースルー色かについては、オーナーさんとイロイロと話し合い&提案のやりとりがありました。)

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