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先日セブ島へ行ってきました。目的はダイビングです。

  

ホテルのレストランで朝日をみながら朝食。う〜ん、気持ちいい。


あいにく海の中は少し濁っていて期待していたほどの透明度ではなかったのが残念。

べつに旅行の自慢をしているのではない。

ちゃんと仕事??もしてきた!

午前中にダイビングは終了するので、午後はフリー。

現地の「バタバタ」という乗り物に乗ってマクタン島の観光。案内してくれたおっちゃんが「ここはギター工場通りだよ」と。周りを見るとあるわあるわギターメーカーだらけ。

これは見ておかなければと、おっちゃんにお願いして現地では一番有名らしいAregreGuitarsというアコギメーカーで降ろしてもらった。勉強、勉強。お仕事、お仕事・・・・・?

セブ島へは5年ほど前に初めて来た事があるが、その時はデパートの楽器売場でギターを見ただけ。今回帰国してから検索してみたらけっこうギター作りが盛んなんですね〜。

 

  

入口には様々なブレイシングモデルが飾ってあり、どれもこれも興味深いレイアウトでした。

木材の種類に関しても話したがマホガニー材の事を知らなかったな〜。マホによく似た材が使われてました。

製作現場は室内ではなく室外、ガレージのような屋根だけある場所だ。
常夏の国だからこういうスタイルなんでしょう。「ギター製作」というよりはお土産・民芸品を作っている感じ。ネックの削りだしも裸足で押さえながらゴリゴリとやってました。

 

ひととおり見学した後、ショールームで「どれか弾いてみるか?」と言うから、実際に手にとって弾いてみました。

まあ、私、遊び人のように見えても一応プロなので、手に取るまでもなく飾ってあるギターをパッと見ただけで「そのギターの作り・完成度」がだいたい分かります。決してこのメーカーさんを悪く言うつもりはありませんが、思っていたとおり「オモチャ」でした。中国製と同じレベル。

塗装の仕上げ、ナットやフレット端の処理、弦高等々、どれをとっても話しにならないレベル。

インドネシアや韓国、中国、といろいろな所でギターは作られていますよね。YAMAHAさんやアイバニーズ、そういったメーカーがしっかり品質管理しているところは、それなりに通用する「完成度」のギター・楽器が生まれています。(そういえばバッカスのグローバルシリーズはフィリピンで作られているらしい。現物を手にした事がないので分からないが、ある程度日本でも通用する仕上がりなのだろう)
このAlegreGuitarsさんは現地の方のみ、現地で売られている、流通しているメーカーさんのようです。

一般的なメーカー・ブランドの楽器、例えばMARTIN、Gibson、Fender、YAMAHA、モーリス、etc...等と比べる事自体がナンセンスですが、きっとこの程度の仕上がり・完成度で十分現地では売れるのでしょう。

 

で、 せっかく来たんだから記念に買っちゃいました、ペン立て。ちゃんと弦も張ってあるんですよ。


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